【20代女性の転職】人気の仕事を目的別に紹介|転職を成功させるには?

【20代女性の転職】人気の仕事を目的別に紹介|転職を成功させるには?

社会人として働き始めて数年。ようやく会社や仕事に慣れてきた頃、初めての転職を考える女性も多いことでしょう。転職サイトDODA(デューダ)の調査によると、20歳~29歳で転職を経験したことがある人の割合は35.5%という結果に。これは3人のうち1人は転職を認識しているということになります。この記事では20代の女性が転職を考えたときに少しでも参考になるよう、みなさんの目的に合わせて人気の職業を紹介する他、転職を成功させる秘訣についてまで、詳しく解説していきます。

1.転職しやすさが人気の職種は?

転職しやすさが人気の職種は、他業種からの転職や未経験でも一から始められる事務職と営業職です。

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1-1.事務職

事務職とは、主に書類の作成、ファイリングや整理、コピー取りやデータ入力の他、電話応対や来客応対など、企業内の事務作業全般を担います。一般事務、営業事務、経理事務、総務事務、人事事務・労務事務、法務事務、貿易事務、学校事務・大学事務、医療事務などを総称して指す職種名でもあり、会社が機能するためには不可欠な存在です。

事務職は専門的な知識や資格が不要であったり、未経験でもチャレンジが可能である場合が多い特徴があります。事務を行う上で必ず必要なのはパソコンのスキルです。

必須ソフトはWordやExcelで、職場によってはPowerPointも扱えると重宝されることがあるため、マイクロソフト オフィス スペシャリストである「MOS」資格を取得していると、就職に大変有利に働きます。他には、決められた仕事を正確かつスピーディーに行えることも要求されます。

事務職の一番のやりがいは人をサポートする喜びが味わえることです。他の社員の縁の下の力持ちとなって、サポートを担うため、社内の人との連携の中で「円滑なコミュニケーション」が取れることが最も大切です。

また、上司や同僚、客先に対しての「気配り」も求められ、相手の状況やスケジュールを常に配慮しながら対応できることも重要視されます。社内のさまざまな人達のサポートを同時に受け持つこともあるため、要領よく、また段取りを上手にとって業務を遂行しなくてはなりません。

しかし一般事務であれば基本的に内勤になるので、来客対応以外は社外のコミュニケーションも少ないことも特徴です。また他の職種に比べて帰宅時刻をコントロールしやすく、土日もしっかり休むことができるため、仕事とプライベートの両立がしやすいことも人気の理由の一つです。

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1-2.営業職

営業職とは、会社の売上をつくり出す仕事です。その業の代表として客先に出向くため「企業の顔」としての役割も果たし、文系大学卒業である新卒社員の約70%が営業職に配属されるといわれています。営業の仕事は、主にその企業の商品やサービスを市場に広め、より多く売上を上げることです。

具体的な仕事の流れは、テレアポや飛び込みの営業を行い、アポイントが取れたらクライアントの希望をヒアリングし、要望に沿った商品を提案します。そして、クライアントに対し定期的にコンタクトを取りながら、契約を確定させます。契約が決まった後は、商品の使い方をレクチャーしたり、販売した商品の状況を確認するために定期的な訪問を行ってフォーローをします。

営業職は、常にビジネスの最前線で仕事に従事するため、総合的なビジネス力を培うことができます。またやりがいとしては成功したときの達成感を味わうことができたり、さまざまな人と出会うため行動力やコミュニケーション力を磨くことができます。

営業職は事務職同様、専門的な知識や資格が不要であったり、未経験でもチャレンジが可能である場合が多い特徴がありますが、接待やノルマなどがある場合の他、不動産業界や金融業界、自動車ディーラーといった、個人を相手としたサービスを行う営業職は残業が多い傾向にあるようです。

営業職は無資格かつ未経験からの転職であっても、業界によっては3~5年程で年収500万以上を目指せる職種としても人気があるため、体力に自信のある方にもおすすめの仕事と言えます。

参考記事
女性の平均年収はいくら?年代別・職種別ランキングや年収アップの方法を紹介
年収500万円以上の女性像を知りたい!職業・生活・共通する特徴とは?

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2.キャリア志向の女性に人気の職種は?

キャリア志向の女性に人気の職種は、市場に影響を与えたり、企業や組織の重要な意思決定を伴う仕事を体験できる、企画・マーケティング職です。

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2-1.企画・マーケティング

企画とは、新しいサービスや商品などを一から生み出す仕事で、既存のサービスや商品を改良する仕事も企画に含まれます。一方、マーケティングとは、一般市場の動向を探り、宣伝や販促などを行いながら、企画が生み出したサービスや商品をより世間一般に流通させ、消費者にサービスや商品を知ってもらうよう促す仕事です。

企画とマーケティングは一見似ていますが、この2つの業務内容は全く異なります。

企画は新しいサービスや商品を生み出すことが仕事で、マーケティングはそれを売るための戦略を立てることが仕事ですが、共通していることは、どちらもその企業の売上や流通につながる仕事ということです。そのため、市場の動向について直接手応えを感じることができ、また自分のアイデアやスキルが発揮しやすい業務と言えます。

ただし、企画・マーケティングの仕事はその業界全体の動向や現状のほか、サービス内容についても熟知していることが求められます。そのため、未経験で全く知識のない業界において、最初から企画・マーケティングを行うことは非常に難しいと言えます。

働く上で特に必要な資格はありませんが、未経験から企画・マーケティング職を目指すのであれば、その業界の営業や販売など、商品やサービスの知識を身に付けられる職種に一度就いてからの方が、転職が成功しやすいようです。

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2-2.コンサルタント

コンサルタントとは、各分野においてのコンサルティングを行うことで、その企業の様々な経営上の課題を明らかにし、解決する助言をする職業のことです。簡単に言えば、クライアントである企業の抱える問題を解決に導き、最終的にそのクライアントの業績を改善させることです。

「コンサルタント」としてフリーランスで活躍する人達も大勢いますが、法人としてコンサルティングを行っている会社のことを「コンサルティングファーム」と呼びます。コンサルティングファームにはシニアマネジャーやディレクター、プリンシパル、パートナーと呼ばれる、クライアントである大手企業のトップ達と接点を持つシニアクラスのコンサルタントたちが在籍しています。

そのシニアクラスのコンサルタントが受けた仕事を課題として取り組むのが、社内のコンサルタントたちです。扱う内容は財務や会計、ITを使った業務プロセスの改革、マーケティング戦略、人事戦略、生産プロセス戦略、エネルギー戦略など多岐にわたります。

そのためコンサルティング業務を行うには、その業界や分野において深い知識と経験を持ち、クライアントの企業がスムーズに業務を遂行するのに的確な助言ができなければなりません。

またコンサルタントとして働く上で、資格は必須ではありませんが、取得しておくと有利な資格は「中小企業診断士」「社会保険労務士」「公認会計士」「労働安全コンサルタント」「労働衛生コンサルタント」「ファイナンシャル・プランナー」「キャリアコンサルタント」が有名で、国家資格も多く、どの資格も難易度が高いと言われています。

またコンサルタントの需要は年々高まっていますが、人材が命であるコンサルティングファームにとって、企業ブランドの品質が低下することがないよう、採用基準を緩めることは決してしないと言われています。

そのため、未経験で全く知識のない業界において、最初からコンサルタントを目指すことは非常に難しいと言えますが、前職での経験が評価され、個々人の能力や適性を見た上で、活躍できそうと判断されれば採用する傾向があるため、前職を活かせる業界のプロジェクトを志望すると転職が成功しやすいようです。

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3.サービス業で人気の職種は?

サービス業で人気の職種は、語学力を活かしながら国内だけに留まらず海外でも活躍することができる、ツアーコンダクターと通訳・翻訳です。

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3-1.ツアーコンダクター

ツアーコンダクターとは、旅行会社が企画した国内外の団体ツアーに同行し、参加している人たちが旅の始まりから終わりまでを楽しく安全に過ごせるように配慮します。主には参加者たちの旅行スケジュールを管理しながら案内する仕事で、通称「ツアコン」とも呼ばれています。

ほとんどのツアーコンダクターは旅行会社に勤務するか、ツアーコンダクターを専門に扱う派遣会社に登録し勤めています。大手の旅行会社以外であれば、学歴はほとんど問われない場合も多く、一番就職に有利であるのは、観光系の専門学校を出ている人と言われています。

しかしツアーコンダクターとして働くためには「国内旅程管理主任者」や「総合旅程管理主任者」という資格が必要となりますが、これらの資格はツアーコンダクターとして就職した後に取得するのが一般的であるため、まずは就職を決めることが最優先です。

近年では自社でツアーコンダクターを採用する旅行会社が減少しているため、専門の派遣会社に登録し、ツアーの案件ごとに依頼を受けて働く人が多い傾向にあります。

そのため専門の派遣会社では全くの業界未経験者でも働くことができるよう、独自の研修を設け、資格取得までをサポートしてくれる会社が増えています。ただし海外ツアーに同行するツアーコンダクターの場合は、語学力が必須となります。

また英語だけでなく、他の言語も話せるスキルがあればより評価も高くなり、さらに良い環境や待遇の下で働ける可能性もあります。何よりツアーコンダクターは長時間拘束の他、常に笑顔で旅先でもお客様のために走り回ることも多いため体力や熱意といった側面を問われるため、接客業やサービス業からの転職者も多く活躍しています。

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3-2.通訳・翻訳

通訳・翻訳とは、外国語を扱うという点では共通していますが実は全く別の仕事です。

まず通訳の仕事は、異なる言語を話す人たちの間に入り、双方の会話をそれぞれの言語に変換して伝えることで、口頭による会話がメインとなります。一方、翻訳の仕事は、元となる一つの言語の文章を、異なる言語の文章に変換することで、書面での仕事がメインとなります。

通訳としての代表的な就職先は、国際取引を行っている企業の「社内通訳」として就職することです。海外企業との商談や外国人スタッフとの社内会議など、ビジネスの場で通訳をする「ビジネス通訳」や、ニュースの国際放送などで活躍する「放送通訳」、外国人に日本の案内をする「通訳ガイド」、病院、役所、入国管理機関といった施設で外国人の日常生活をサポートする「コミュニティ通訳」などの仕事があります。

翻訳者としての代表的な就職先は「翻訳専門会社」ですが、このような企業で専任の翻訳家として働くことができるような求人はそう多くありません。

実務未経験者の採用を行う会社も少ないため、ほとんどの人はエージェントに登録しスポットの案件で仕事を受けるという働き方が一般的になっている傾向にありますが、映画やDVDの制作や法律や医療の翻訳を行うような「翻訳関連会社」であれば、正社員としての求人が一般公募されているようです。

近年メディアもグローバル化が進み、動画配信サービスを介して海外ドラマやバラエティーの放送も増えているため翻訳の仕事も増加し、英語だけでなく、中国語など経済発展が著しい国の言語翻訳の需要も増えているのが特徴です。

また翻訳家として働くために必須資格はありませんが、英検1級、TOEC900点台の語学力は必要であるとされています。

通訳の場合は日本で唯一の語学通訳に関する国家試験である「通訳案内士」、翻訳の場合は「JTA公認翻訳専門職資格試験」「JTFほんやく検定」に合格していると就職に有利に働くと言われているため、これらの職業に転職を目指す場合はまずは資格取得を目指すのも一つの方法かもしれません。

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4.手に職をつけたい女性に人気の職種は?

手に職をつけて働きたい女性に人気の職種は、エンジニア、設計・CADオペレーター、セラピストです。これらの仕事は、一度その技術を身に付ければ、年齢を重ねても長期間活躍することができることが人気の理由です。

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4-1.エンジニア

エンジニアとは、工学的な専門的知識を駆使し、サービスや機械製品やシステムなど、あらゆるすべての生産が必要な産業に対して必要とされる技術者のことです。

そのため「エンジニア」とはあくまで技術者の総称で、実際にはさまざまな職種が存在します。代表的なエンジニア職には、コンピュータや通信を駆使した情報技術に特化した「ITエンジニア」、システムの設計・開発・テストを手がける「システムエンジニア(SE)」、SEが作成した設計に基づいてプログラミングを作成する「プログラマー」、Webを利用したシステムを構築する「Webエンジニア」、ゲームを制作する「ゲームエンジニア」などが挙げられます。他にも「ネットワークエンジニア」や「データベースエンジニア」など、エンジニアには40種類もの職種があると言われています。

中でもWebエンジニアの求人倍率は、過去3年で5.1倍に増加し、現在も増加傾向にあり未経験可である求人も多い傾向にあります。持っていると有利な資格は「Java SE 8 認定資格」や「Ruby技術者認定試験制度」「PHP技術者認定試験」「Python3エンジニア認定試験」などで、数年仕事としてしっかり技術を身に付けると、自然とスラスラかけるようになる人も多いため、未経験からの転職者にも門戸が開かれているようです。

もともとは男性の多い業界でしたが、最近では子供や女性に向けたプログラミング勉強会が開催されるなど、女性も参加しやすい環境になったこと、そしてIT分野では次世代コミュニケーションツールの開発などの新たな市場も見込まれているため、現在もすでに求人数に対して人材不足とも言われています。そのため他業種からの転職や未経験者がこれから一から学んで目指すのにも大変おすすめの業界と言えます。

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4-2.設計・CADオペレーター

設計とは、文字通り建築物や工業製品や機械などを具現化するための設計図を考案し、それを図面として描き起こす仕事で、各分野には専門の設計士が存在します。

> 一方、CADオペレーターとは、CAD(キャド)というパソコンを使った図面作成ソフトを使い、設計士の描き起こした図面をパソコン上にデータとして描き起こし、いわば設計士のアシスタントとして図面を描いていく仕事です。CADのソフトウェアは、AutoCAD(オートキャド)やVectorWorks(ベクターワークス)、CATIA(キャティア)などが有名で、各ソフトを専門にしたオペレーターが存在します。

また設計やCADオペレーターの職種は、機械系や建築系などさまざまな専門分野に分かれています。特にCADオペレーターの仕事は分野を問わず、正社員以外の派遣やアルバイトであっても高時給が見込めるため短時間で高収入が得られるため、結婚や出産などライフイベントにより仕事の中断を余儀なくされる多い女性たちにとって人気があり、事務職を中心に他業種からの転職者も多い傾向にあります。

基本的な設計は設計士が行うため、CADオペレーターにはそこまでの知識は要求されませんが、最近では単純なオペレーション作業だけでなく+αの知識として各専門分野の知識を求められることが多くなっています。

CADオペレーターを目指すのに有利な資格は「CAD利用技術者試験」や「建築CAD検定試験」が有名ですが、CADオペレーターは資格よりも実務経験や実績を重要視されるため、経験を積みスキルアップさえすれば資格がなくても様々なプロジェクトに携わることも可能です。

近年、実務未経験者歓迎の求人も増加していると言われていますが、異業種からCADオペレーターへの転職を目指す場合は、スクールに通ったり、独学で学ぶなどの方法で、最低限一通りのCADの操作ができるようになっておくと、企業の選択肢も増え、転職が成功しやすくなるでしょう。

参考記事
【CAD資格】CADオペレーターの就職におすすめな資格30種類を紹介

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4-3.セラピスト

セラピストとは、治療や療法など、何らかのセラピーを行う人のことで、体の不調を整えるマッサージやボディケアをメインとした「ボディセラピスト」と、悩みや心的ストレスを解決に導く「メンタルセラピスト」の2つに大きく分けられます。

ボディセラピストの主な活躍の場はリラクゼーション業界です。そこでは「柔道整復師」「あん摩マッサージ指圧師」「はり師しん灸師」などの国家資格を持ったセラピストの他、「整体師」「カイロプラクティック」「リフレクソロジー」「足つぼマッサージ」「アロマセラピスト」など民間資格を取得したセラピストなど、さまざまな手法を用いたセラピストたちが活躍しています。

一方、メンタルセラピストの主な活躍の場は、学校や企業、児童相談所や保健所、病院・診療所などです。不定愁訴やメンタルストレスを抱えている人が年々増加している現代において、心理カウンセラー・心理セラピストが活躍できる場所は数多くあります。そのため2017年には臨床心理の分野における「日本初」の国家資格である「公認心理師」が誕生し、これまで臨床心理士や心理カウンセラーが行ってきた業務全般を独占資格で行えるようになりました。

他にも「臨床心理士」や「産業カウンセラー」「精神保健福祉士」「学校心理士」などの民間資格が多数あり、高齢化社会において増加する介護業界でも活躍することができます。どちらのセラピスト職も、他業種からの転職者が多いことも特徴です。そのため未経験者可の求人も多く、働きながら勉強し、資格を取得することを支援してくれる場合も多くあるのも人気の理由です。この業界への転職を目指す場合、まずは知識を身に付けるために、希望する業界の資格を取得するのもよいでしょう。

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5.20代女性が転職を成功させるには?

20代の転職は選択肢が豊富で比較的採用されやすいと言われています。だからこそ、より自分に合った会社に就職するためにも仕事選びは慎重にしたいものです。

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5-1.どんな条件が必要?

そんな20代の女性が転職を成功させるにはどんな条件があるのでしょうか?

  • 最低限のビジネスマナーを身に付けておく
  • 未経験の場合、素直さ・フレッシュさ・柔軟さをアピールする
  • 「これだけは避けたい」という絶対に譲れない条件を明確にする
  • 「これだけは譲れない」という自分の希望する条件を明確にする
  • 自分の長所や短所を決めつけず、自分を客観的に捉えて自己PRをする
  • 職種だけで選ばず会社の規模や福利厚生・給与体系など全体を見て就職先を決める

ビジネスマナーとは、敬語や丁寧語の他、仕事場での振る舞い方など以外にも、電話対応や書類の作り方、名刺の渡し方、ビジネスメールの送り方などさまざまです。

20代の場合、仕事内容は入社後に覚えてもらえればよいと考えている企業が多いため、業務のスキルそのものよりもこうした振る舞いが身についているかどうか、また社会人としての基礎ができているかどうかの方が重要視される傾向にあるようです。

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5-2.効果的なアピール方法は?

20代前半の転職であれば、新卒入社後3年未満の転職の場合「第二新卒」扱いになります。新卒よりも社会人経験があるというメリットを活かしつつ、新卒のようなフレッシュさ、柔軟さ、素直さなどをアピールすることができるのは大きな強みです。

一方、20代後半の転職なら、前職までの経歴や成果を具体的にアピールし、これまでの経験を活かして長期的に就業したい旨を伝えることが大切です。今後、結婚や出産といったライフイベントを迎えた時、どんな風に働きながらキャリアアップしていきたいのかも予め考えておくと、これからの自分の人生設計も立てやすくなるでしょう。

また履歴書や職務経歴書などの応募書類において自己PRをする際、自分の長所を効果的にアピールするためには、自分自身の長所と短所についてしっかり理解しておく必要があります。そして長所を伝える時には、客観性を持たせることが重要なポイントです。

そして他人から言われたことや自分の実体験などを交えながら話すことで、説得力が上がるので、効果的に長所をアピールすることができ、書類選考も通過しやすくなります。そのため、まずは自分の長所や短所を「私はこうだ」と決めつけず、周りの人に聞いてみるのもよいでしょう。

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6.まとめ

このように20代女性の転職に人気の職種はさまざまです。

20代女性のみなさんが初めての転職にチャレンジする場合、「とりあえずどこでもいいから入れそうな会社にエントリーしてみよう」というように、何の考えも持たずに行動するのはとてももったいないことです。

将来どんな働き方をしたいのか、また最終的にどれくらいの年収を希望しているのか、また志望する企業はそれが目指すことができそうかどうかなども含め、希望条件や譲れない条件なども交えて考えながら、しっかりと計画性を持って転職活動を進めることが重要です。

転職希望者に求められる条件は、職種や企業によって異なりますが、どんな仕事であっても未経験から他業種に転職をすることはとても勇気や決断力がいることです。ましてや知らない業界について一人ですべての比較検討をすることは時間もかかります。

そのため自分に適した環境で、より良い有利な条件で転職を成功させるには転職エージェントを活用するのも一つの方法です。

専門のキャリアアドバイザーが転職希望者の話をじっくり聞き、その人に合った求人の紹介や相談を行ってくれる転職エージェントは、条件等の交渉や、面接対策転職活動まですべてサポートしてくれます。さらに求人サイトには掲載されていない、非公開求人情報を紹介してもらえる場合もあります。

また専門職への転職を希望するのであれば、女性人気の「CADオペレーター」がおすすめ。

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基本的なCADの操作技術だけでなく、履歴書の書き方や就職までしっかりサポートしてくれるのではじめての方でも安心して通っていただけますよ。

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そしてなにより大切なのは、まず「自分の進む業界や職種を明確すること」。自分の進みたい方向性が定まったら、業界に精通した専門家やエージェントに相談してみるなど、自分にあった転職方法を探してみましょう。

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