女性の資格ランキング|転職・独立・キャリア&年収アップを目指そう

女性の資格ランキング|転職・独立・キャリア&年収アップを目指そう

資格を取るとどう変わるの?本当に役に立つの? 女性には結婚、出産、子育てなどで生活と仕事の両立が難しくなり転職をしないといけなくなることも多いですよね。そこで役立つのが「資格」。仕事の幅が広がることで働きやすくなったり、転職の際には企業からプラスの評価をされます。

人気の資格をランキングし、それぞれ資格手当や年収などの資格取得後も合わせて分かりやすく解説します。

1. 資格の種類

資格の種類は国家資格・公的資格・民間資格があり、資格を持っていなければ働けない職業、趣味、就職・転職に役立つものや自身のモチベーションを高めるもの、 キャリアップ、収入アップに繋がるものなど数多くあります。

まず3つの資格の種類の違いを簡単に説明すると…
・国家資格とは「国」が認めている資格
・公的資格とは「各省庁の官庁や大臣」が認めている資格
・民間資格とは「民間企業」が認めた資格
国家資格のほとんどは法律によって定められているため、難易度・信頼度共に高いです。

何となく資格を取ろうと思っているけどどの資格が良いの?今の職種はもうしたくない!パソコンは超初心者だけどデスクワークをしてみたい!など 考えている方にもお勧め出来る資格をランキング形式で紹介します!

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1-1. おすすめ人気資格ランキング

順位 資格名 資格の種類 目的 受験資格※ 難易度
易1

難5※
CAD利用技術者試験 民間 就職・転職 なし 1~3
ネットワークスペシャリスト試験(NW) 国家 就職・転職 なし 4
Webクリエイター能力認定試験 民間 就職・転職 なし 2~4
ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定 民間・国家 就職・転職・独立 なし 2~4
社会保険労務士試験 国家 就職・転職・独立 あり 4~5
宅地建物取引士(宅建士)試験 国家 就職・転職・独立 なし 4
ITパスポート試験 国家 受験・就職 なし 2~4
DTPエキスパート 民間 就職・転職 なし 2
日商PC検定 公的 就職・転職 なし 1~3
10 マイクロオフィススペシャリスト(MOS) 民間(国際) 受験・就職・転職 なし 1~3

※受験資格は一番下の等級を記載しています。
※難易度とは、取得難易度のことでその資格試験の全ての等級をまとめて記載しています。

ではそれぞれの資格内容を解説しますので、興味があればチェックして下さい!

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2. 1位「CAD利用技術者試験」

デザイン(設計)系で、一般社団法人コンピューターソフトウェア協会が主催している民間資格です。 CAD試験として国内屈指の認知度があり企業からの評価も高いです。

まずCADとは「Computer Aided Design」頭文字でキャドと呼び、パソコンを使用した設計支援システムのことで簡単に説明すると コンピューターを使い設計・製図することが出来るソフトウェアです。

【参考記事】
CAD利用技術者試験とはどんな試験? 試験概要から合格率までまとめました
・学習、就職支援の費用が無料で提供されがあります!
 卒業後の就業支援制度が整っているスクール 無料の就職支援CAD講座「lulucadカレッジ」

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受験概要

製図の知識とCADシステム、パソコンの基礎知識を問う学科試験とCADソフトを使用して図面を正確に作成(編集・レイヤ設定能力、トレース能力、投影能力) を問う実技試験があります。
パソコンの基礎知識含めCADシステムの理解と技術の認定試験です。

試験の種類
・2次元CAD利用技術者試験基礎
・2次元CAD利用技術者試験1級「建築」「機械」「トレース」の分野別、2級
・3次元CAD利用技術者試験1級、準1級、2級
3次元CAD利用技術者試験は主に「機械」「製造」、2次元CAD利用技術者試験1級は「建築」「機械」「トレース」に分かれているので、 自分の目的に合わせて受験が可能なんです!

2次元CAD利用技術者試験基礎は学科試験のみですが、2級以上は学科試験と実技試験があります。 実技試験では、パソコンを持参し試験で指示され製図したデータを提出し採点が行われます。
パソコンを持っていない方でも、試験会場によってレンタルを行っているところがありますので安心して下さい!

受験料

受験料(消費税別)
2次元CAD利用技術者試験基礎 4,000円
2次元CAD利用技術者試験2級 5,500円
2次元CAD利用技術者試験1級 15,000円
(過去の1級合格者:10,000円)
3次元CAD利用技術者試験2級 7,000円
3次元CAD利用技術者試験準1級 10,000円
(2級と併願受験の場合は、15,000円)
3次元CAD利用技術者試験1級 15,000円
(2級と併願受験の場合は、20,000円)

取得後

取得された多くの方がゼネコンや設計事務所などでCADオペレーター、デザイナー、インテリアコーディネーター、CADソフトの営業、インストラクター をして活かしています。

年収は初心者で平均300~400万円です。
資格手当は、企業によっては異なりますが「1級」で月5,000円「2級」で月2,000円が相場ですので、年間24,000~60,000円のアップ!
ただ資格手当を支給している企業は多くないので、確認してみて下さいね。

【参考記事】
CADフリーソフトとは/超初心者から上級者まで使用できる無償CADソフト、インストール方法や特徴など徹底解説
・学習、就職支援の費用が無料で提供されがあります!
 卒業後の就業支援制度が整っているスクール 無料の就職支援CAD講座「lulucadカレッジ」

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3. 2位「ネットワークスペシャリスト試験」

ネットワーク分野のプロフェッショナルと言われる情報処理技術者試験の試験区分のひとつで、国家試験です。 ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアの方に人気のある資格です。

ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方、 ネットワークシステムを企画・要件定義・開発・運用・保守などを行っている企業に就職や転職を考えている方にはお勧めです。
ネットワークの初心者及び未経験者の方は、独学ではなくスクールでの勉強を推奨します。

【参考記事】
ネットワークスペシャリスト試験の難易度は?合格率から勉強時間まで解説

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受験概要

学科試験のみ(午前Ⅰ・Ⅱ、午後Ⅰ・Ⅱに分かれ、多肢選択式と記述式、論述式があります)で、 コンピュータシステム、開発技術、ネットワークシステムの設計、運用・保守、セキュリティ技術などの知識と技術の認定試験です。

受験料

5,700円(税込)

取得後

ネットワークスペシャリストの取得者の多くは、情報システム系やネットワーク系関連企業などでネットワークシステムを企画、開発、運用、保守する業務に従事します。

年収は業務内容によりますが、大体平均500万円~800万円です。
資格手当は、企業によっては異なりますが月18,000円が相場ですので、年間216,000円のアップ!しかも合格時に報奨金が出る企業もあります。 かなり企業から評価される資格であることが分かりますので、就職・転職にはとても有利だと言えます。

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4. 3位「Webクリエイター能力認定試験」

WEB系で知名度が高く、Webサイトの制作技能を認定する民間資格です。 Webクリエイター、Webデザイナー、Webディレクター、Webプログラマーなどに必要なIT知識と制作知識(HTML、CSSなどのコーディングスキルやデザインスキル)が証明出来ると受講者が増加しています。

まずWebクリエイターとは、WebサイトやWebコンテンツの制作全般の作業を行います。
WebデザイナーとはWebのデザイン業務、WebディレクターとはWebコンテンツを作り上げるため監督・指揮・管理業務、 WebプログラマーはWebサイトの構築に必要なプログラミングを行うことです。

受験概要

HTML4.01版、XHTML1.0版、HTML5.0版があり、HTML4.01版では初級・上級、XHTML1.0版とHTML5.0版ではスタンダード・エキスパートの等級に分かれてます。

初級とスタンダードはwebページを作成するにあたり基本的な知識問題、上級とエキスパートは基本知識と合わせて色彩設計やレイアウト設計の問題が出題されます。

試験の種類

マークアップ言語 等級 試験の種類
HTML4.01版 初級 実技試験
上級 知識試験と実技試験
XHTML1.0版
HTML5.0版
スタンダード 実技試験
エキスパート 知識試験と実技試験
未経験者や初心者の方はスタンダード、 既にWEB業界で活躍されていてスキルアップ・キャリアアップまたはスキルの証明をしたい方はエキスパートをお勧めします。

受験料

初級・スタンダード 5,700円(税込)
上級・エキスパート 7,300円(税込)

取得後

Webクリエイター能力認定試験の取得者の多くは、Web制作会社やデザイン事務所などにてWebサイトの作成に従事しています。 経験を積んでスクールのインストラクターやフリーランスを目指す方も多いので働き方も色々選べるようになるのではないでしょうか。

年収は業務内容によりますが、大体平均300万円~500万円です。
資格手当は、企業によっては異なりますが月18,000円が相場ですので、年間216,000円のアップ!しかも合格時に報奨金が出る企業もあります。 かなり企業から評価される資格であることが分かりますので、就職・転職にはとても有利だと言えます。

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5. 4位 「ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定」

金融系の国家資格で、金融の知識が身に付くため、仕事のみならず自分のライフプランにも役立つと人気の資格です。 総合的にアドバイスや資産設計を行うことが出来る「FP技能士」の称号が与えられます!

資格を所有していなくてもファイナンシャルプランナー業務は可能ですが、名刺に記入できる立派な資格で転職に非常に有利で、独立も可能です。

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受験概要

1級、2級、3級の等級に分かれ、2級と3級は各学科試験と実技試験、1級は実技試験があります。 貯蓄、投資、相続・贈与、不動産の活用法、老後の海外生活、事業や保険の見直しなどのお金に関する専門知識が認定されます。

出題範囲は…
3級 「資産設計提案業務」「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」
2級 「資産設計提案業務」「個人資産相談業務」「中小事業主資産相談業務」「生保・損保顧客資産相談業務」
1級 「資産設計提案業務」「資産相談業務」
3級の受験資格は特にありませんので、未経験者の方は3級からチェレンジしましょう!

受験料

【3級】
  学科・・・・・3,000円(非課税)
  実技・・・・・3,000円(非課税)
  学科&実技・・6,000円(非課税)
【2級】
  学科・・・・・4,200円(非課税)
  実技・・・・・4,500円(非課税)
  学科&実技・・8,700円(非課税)
【1級】
  実技・・・・ 20,000円(非課税)

2級と3級は、学科のみ又は実技のみの受験が可能です。

取得後

ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定の取得者の多くは、保険会社、銀行、証券会社などで 住宅を購入する場合の資金計画や税金・保険などのアドバイス、セカンドライフの資金計画、教育ローンなどの 総合的な資金計画を立て、ライフプランをアドバイスする業務に従事します。

年収は業務内容によりますが、大体平均300万円~500万円ですが、独立している方の平均は約1,000万円です。
資格手当は、企業によっては異なりますが月3,000~10,000円が相場ですので、年間36,000~120,000円のアップ! 最近では独立する方が増えてきていますので、起業を考えている方にもおすすめの資格です。

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6. 5位 「社会保険労務士試験」

様々な企業の人事労務や社会保険などを手続き・サポート業務ができる「国家資格」です。 労働・社会保険に関する手続業務や就業規則の作成業務などが出来るのは「社会保険労務士(社労士)」だけなんです。

今回ここで紹介したランキングの中で、唯一受験資格があります(受験資格内容は下記で解説)。
労働法令や社会保険の知識を活かし独立開業も可能な資格で、特に自分に合った働き方が出来ると女性に人気です!

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受験概要

学科試験(選択式と択一式試験)のみで、マークシート方式です。
労働関係法令、一般常識、社会保険関係法令に関する専門知識が認定されます。

この資格には、受験資格があります。
まずは「学歴」「職務経験」「厚生労働大臣の認めた国家試験合格」の3つに分けられています。

  • 学歴・・・大学、短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者など
  • 職務経験・・・社会保険労務士若しくは社会保険労務士法人又は弁護士若しくは弁護士法人の業務の補助の事務に従事した期間が通算して3年以上になる者など
  • 厚生労働大臣の認めた国家試験合格・・・社会保険労務士試験以外の国家試験のうち厚生労働大臣が認めた国家試験に合格した者など
※上記の条件は一部ですので、下記サイトで必ずご確認下さい!
受験資格について(全国社会保険労務士会連合会)

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受験料

9,000円 + 払込手数料200円

取得後

社会保険労務士の取得者の多くは、様々な企業で人事・労務業務に従事しています。
業務内容は主に、従業員の募集・採用・退職について指導・相談業務、社会保険や雇用保険の手続き、就業規則や賃金制度の指導・作成業務などです。

年収は業務内容によりますが、大体平均470万円~550万円です。独立している方の場合は件数で異なり、会社の就業規則の作成で1件平均20万円です。
資格手当は、企業によっては異なりますが月5,000~50,000円円が相場ですので、年間60,000~600,000円のアップ! 企業から非常に評価される資格であると言えますね。

取得目的で「独立・開業」の方が多く、起業を考えている方におすすめの資格です。

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7. 6位 「宅地建物取引士(宅建士)試験」

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、日本で非常に有名な国家資格です。 不動産会社では国土交通省令で定める「宅地建物取引士」の人数が必要となるため優遇される資格で、資格手当を支給している企業がほとんどです。

不動産に関する知識や法律が身に付きますので、男女問わず年齢も問わず人気の高い資格です。

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受験概要

試験は筆記試験のみ。
宅地建物取引士資格を取得すると宅地建物取引業に関する実用的な知識を有していると認められ、不動産売買や賃貸の仲介契約時に重要事項の説明および契約書などの記名・押印を行うなど重要な役割を与えられます。

試験内容は…
宅建業法、民法など、法令上の制限、税・その他の4つの科目で50問あります。
制限時間は2時間で、マークシート(四肢択一)方式です。

受験料

7,000円(税なし)

取得後

宅地建物取引士資格の取得者の多くは不動産会社に就職していますが、他にも保険会社、金融、証券会社、建築関係などで業務を行っています。

年収は業務内容によりますが、平均350~500万円です。
資格手当は、企業によっては異なりますが月10,000~30,000円が相場ですので、年間120,000~360,000円のアップ! 独立・起業すると販売物件の内何パーセントかが入ってきますので、販売すればするほど年収が上がります。

土地や建物の売買取引が行われる際は、必ず宅地建物取引士の有資格者(宅建士)が重要事項の説明や契約書への押印業務などで立ち会うことになっているんです。 これは、宅建士にしか出来ない業務です。
人が住む地域には不動産屋があることで転勤や引っ越しなどでも困らない資格と言われており、 特に転勤の多い旦那さんの主婦の方にワークライフバランスが可能なため人気です。

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8. 7位 「ITパスポート試験」

情報処理の中で最も簡単であり「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格で、「iパス(アイパス)」と呼ばれています。 IT知識が身に付き、システムの基礎が理解できるようになります。

現在では、システム系の学校へ受験を考えている学生の方が多く取得しています。 またITの仕組みを理解できるため、エンジニアを目指す方にもおすすめです!

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受験概要

IT社会で働くために必要なIT・パソコンの基礎知識があると証明されます。
CBT方式(出題および解答をコンピュータを用いて行います)の四肢択一で、100問あります。

試験内容は…
ストラテジ系(経営・システム全般など)・・・35問程度
マネジメント系(IT管理・マネジメントなど)・20問程度
テクノロジ系(IT技術・構成要素など)・・・・45問程度

受験料

5,700円(消費税込)

取得後

ITパスポート試験合格者の多くは、学生やスキルアップを目指す社会人の方です。 学生の方は受験に、キャリアアップの方は社内の評価につながると思います。

転職に強い資格とは言えませんが、例えば職歴が接客業務が中心でパソコン業務の仕事のために取得すれば有利と言えます。 確実に転職に有利にするには「ITパスポート試験」+α で他の専門資格を取得すると非常に強いアピールになるでしょう。

年収は事務業務としますが、平均280~350万円です。
残念ながら、資格手当はほとんどないと思って下さい。ただ向上心がある、上昇志向などの評価がもらえると思います!

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9. 8位 「DTPエキスパート」

印刷・製版業界の民間資格です。この資格は2年間の認証期間が設けられていて、2年ごとに更新試験を受験し条件を満たすと認証の継続が認められます。 なぜ認証期間があるかと言うと…DTP業務は常に新しい知識や能力が要求されるため、その変化に対応できるように育成する目的があるからです。

そもそも「DTP」とは何か?「Desktop Publishing(デスクトップ・パブリッシング)」の略で、書籍・新聞など印刷に関わる作業をパソコンを用いて行うことをいいます。

実は、DTPオペレーターは必要がなくても出来ます。そのため、既に印刷業界で働いている方、DTPオペレーター職をしている方はキャリアップでこの資格を受験しようとは考えないでしょう。
印刷・製版業界に就職・転職を目指す方におすすめできる、知名度の高い資格です。

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受験概要

印刷に関しての基礎知識とDTP知識、コンピュータに関しての知識などDTPに関する総合的な知識があると証明されます。
学科試験(多肢選択形式)と実技試験(課題制作)があります。

公式サイトに「DTPエキスパートカリキュラム」が公開されていて、この中から学科試験に出題されます。 このカリキュラムは試験と同じ「DTP」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーション」の5分野分かれています。
DTPエキスパート認証試験前に出題項目を公開しますので、忘れずにチェックしましょう!

【参考記事】
公益社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)「DTPエキスパートカリキュラム」

試験内容は…
・学科試験はマークシート方式で「DTP」「色」「印刷技術」「情報システム」「コミュニケーション」の5分野から出題
・実技試験は試験当日発表され3週間の期限以内に作成し提出

受験料

20,520円(消費税込)

取得後

DTPエキスパート資格取得者の多くは、印刷・出版・広告業界でデザイン・編集業務などに従事しています。

年収は業務内容によりますが、平均250~350万円です。
資格手当は大体月1,000~5,000円が相場ですが、残念ながら手当が出ない企業がほとんどです。

就職・転職の時に強い資格ですので、未経験からこの業界へ就職・転職を考えている方が取得することで知識があると認めてもらえ、評価される資格だと思います!

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10. 9位 「日商PC検定」

IT(情報通信技術)系の日本商工会議所が実施する公的資格です。 平成18年に廃止された「日本語文書処理技能検定」と「ビジネスコンピューティング検定」を統合・進化させた試験で、 知名度は「マイクロオフィススペシャリスト(MOS)」と同じくらい有名です。

2級以上合格した方には「日商PCプロフェッショナル認定証」が交付されます。就活・転職に活かすためには2級以上の合格を目指しましょう!

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受験概要

Wordを使用してビジネス文書を作成する「文書作成」、Excelを使用してデータ活用する「データ活用」と PowerPointを使用してプレゼン資料を作成する「プレゼン資料作成」の3分野があり、 それぞれ1~3級、Basic(プレゼン資料はBasicなし)と4階級に分かれています。

受験料

1級・・・・・10,290円(税込)
2級・・・・・ 7,200円(税込)
3級・・・・・ 5,140円(税込)
Basic・・・・ 4,120円(税込)

取得後

日商PC検定取得者の多くは、事務職や営業アシスタントなどで資料作成などに従事しています。 この試験で使用するマイクロソフトの「Office」は、世界中のあらゆる業種で使用されていますので、 事務職だけでなく営業や技術、企画、専門職に至るまで活かせます!

年収は業務内容によりますが、事務職で大体平均280万円~400万円です。
資格手当は企業によっては異なりますが、2級以上で月1,000~2,000円が相場ですので、年間12,000~24,000円のアップ!

残念ながら、就職や転職時に役立つ資格と言われていますので資格手当が出る企業は多くはないです。 オフィスワークを目指している方は是非チェレンジしてみて下さい。

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11. 10位 「マイクロオフィススペシャリスト(MOS)」

マイクロソフトオフィス製品「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の各操作スキルを証明できる民間資格です。 マイクロオフィスは世界共通ですので「国際資格」となります!

パソコンスキルを証明できる資格を取りたいと考えている方におすすめの世界標準で知名度の高い資格です。

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受験概要

「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の5科目に分かれています。
「Word」「Excel」は、スペシャリスト(基本知識)とエキスパート(高度技術)の2レベルが選べ、 「PowerPoint」「Access」「Outlook」は、スペシャリストのみです。

マイクロソフトオフィスのバージョンも3つ用意されていますので、使い慣れたバージョンで受験するのも良いですし、キャリアアップのために新しいバージョンで受験するのも良いと思います。
※MOS2010、2013、2016が用意されています。

受験料

科目 スペシャリスト
(税別)
エキスパート
(税別)
「Word」「Excel」 MOS
2010、2016
9,800円
(学割7,800円)
11,800円
(学割9,800円)
MOS
2013
9,800円
(学割7,800円)
9,800円
(学割7,800円)x2種類
「PowerPoint」「Access」「Outlook」 9,800円
(学割7,800円)

取得後

MOS試験の取得者の多くは、事務職や営業アシスタントなどで資料作成などに従事しています。 マイクロオフィスソフト全てを合格すると高度な技術を評価してもらえるので、企画やプレゼンなど幅広い業務を任せてもらえる可能性が高くなります。

年収は業務内容によりますが、事務職で大体平均280万円~400万円です。
資格手当はほとんどの企業でないようですが、ある企業では全科目合わせて月1,0000円前後が相場です。 年間12,000円のアップと低めですが、企業から評価は業務の幅が広がる事で大幅アップすると思います!

【MOSと日商PC検定との違い】
・主催団体が異なる
・MOSはソフトの操作機能と知識、高度な技術知識が証明されるく
・日商PC検定は企業実務で使用する機能が出題される為、PC実務能力が証明される

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12. まとめ

いかがでしたか。ご自身の将来設計に合わせて資格取得を上手に活かしましょう!

パソコンが苦手だけど将来的に身に付けたい方、パソコンはネット検索程度可能でキャリアアップを目指したい方など未経験の方にはデザイン系と事務系をお勧めします。 特にCADに関してはPCの基本操作や知識も合わせて身に付きますし、現在求人数が増えていますので特におすすめです。
独立起業を考えている方は「国家資格」の取得を目指しましょう!

自身のキャリア構築に役立つ資格に挑戦して頂ければと思います。

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