CAD初心者必読!目指せる仕事や資格は?無償CADや学び方など

CAD初心者必読!目指せる仕事や資格は?無償CADや学び方など

最近CADを始めたばかり、という初心者のみなさん。CADオペレーターを目指す方、いずれは設計をしてみたいと思っている方など、動機や目的も人それぞれ違うはず。今回の記事はこれからCADオペレーターを目指すみなさんに向けて、はじめてでも抵抗なく使える無償の2D・3DCADソフトをご紹介。他にも、お金をかけずにCADのスキルを上げる方法や、目指しやすい資格や仕事、就活方法まで、幅広く解説します。

1.初心者でも簡単に使えるCADって?

CADを始めたばかりのうちは、CADソフト独特の操作を目の当たりにして、難しいと感じることもあるかもしれません。まずはCADに慣れ親めるよう、今すぐに誰でも気軽に使えるCADを紹介します。

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1-1.CAD Pockets

CAD PocketsはAndroidとiOSに対応したモバイルアプリです。画面上には日本語で操作説明が表示されるため、初心者の方でも迷うことなく簡単に操作でき、インスピレーションで思いついたときにすぐ作成編集が可能です。

世界初の音声注釈機能も搭載し、3Dモデルの表示にも対応しています。DropboxやGoogleドライブなど主流のクラウドストレージもサポートされているので、どこにいても図面にアクセスしたり、作図することも可能です。

間取り作成アプリ感覚で直感的に操作できるうえ、精度の高い図面を作図することができるのも特徴です。またデスクトップCADにも対応したデータ形式で書き出すことができるため、さまざまなCADソフトとの間でもデータ共有がしやすいため、CADを始めたばかりの方が作図の感覚に慣れるのにおすすめです。

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2.初心者におすすめの無償CADソフトウェア

無償CADソフトウェアとは、最初に簡単なユーザー登録のみを行えば、誰でも無料で使うことができるCADソフトのことです。CADソフトは大きく分けて、平面図を作成する2D専用の2次元CADと、立体的な3Dを作成する3次元CADソフトに分けられます。ここでは初心者の方におすすめしたい無償で使える2次元CADと3次元CADをそれぞれ紹介します。

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2-1.2次元CAD

2次元CADを使った作図はある程度図面を読み解くスキルが必要ですが、CADの作図操作だけであれば一度覚えると手描き感覚で平面図を作成することができるのが特徴です。

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2-1-1.jw-CAD

jw-CADは日本製の無料CADソフトです。事前登録の必要もなく、ダウンロードするだけで誰でもすぐに使用することができます。

Jw_cadはフリーソフトであるにも関わらず機能が豊富で、画面も日本語で書かれているので初めての方にも親しみやすいインターフェイスです。実務で取り入れている会社も多く、機械、建築問わず、あらゆる分野で使われています。

またJw_cadは、Web上に初心者に向けて使い方を解説したサイトが豊富にあり、独学で練習しやすいというメリットもあります。

有料の高額なCADソフトを用意しなくとも、Jw_cadの機能や特長を十分に使いこなせるようになれば高精度の図面を作成することができるので、機械、建築問わず、これからCADオペレーターを目指すすべての方におすすめです。

参考記事
Jw_cadとは/無料CADソフトJw_cadとAutoCADの違いなど徹底解説

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2-1-2.AR_CAD

AR_CADは誰でも直感的に操作できる無料CADソフトです。メールアドレスを用意し、簡単なユーザー登録を済ませてダウンロードするだけで、誰でもすぐに使用することができます。

AR_CADは、CADソフト特有のとっつきにくさを極力なくすことにこだわって作られているので、初心者の方でも簡単に覚えることができるように工夫されています。少ない操作で作図できるよう、シンプルな画面になっていますが、カスタム機能も豊富に搭載しているので使い込むほどに機能の多さを実感することができます。

またAR_CADはJw_cad同様、Web上に初心者に向けて使い方を解説したサイトがあるので、操作に迷ったらすぐに調べて解決できるというメリットもあります。

作図だけでなく、画像ファイルを挿入し切り貼りしたり、文書も書き込めるので、CAD図面と画像を組み合わせた資料作りもできるので、作図に伴うさまざまな用途で使うことができるので、お絵描き感覚でCADを使いながら、今後本格的な図面を作図してみたいという方にもおすすめです。

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2-1-3.DraftSight

DraftSightは「CATIA」や「SOLIDWORKS」などを開発したダッソー・システムズ社からリリースされていて、世界的なシェアを誇る「AutoCAD LT」に操作性が似ていることでも知られている無料CADソフトです。

入手方法はメールアドレスを用意し、簡単なユーザー登録を済ませるだけです。またDraftSightは、作図するためのあらゆるコマンドが画面の構成がAutoCAD LTとほとんど同じです。

そのため上で紹介したjw-CADやAR_CAD と比べて、見た目がより本格的なCADという感じではありますが、AutoCADを始めたばかりの初心者の方が、自宅で作図の練習をするのにうってつけのCADソフトと言えます。

DraftSight最大の特徴は、AutoCAD LTでできるほとんどの機能を、無償かつ無期限で使うことができることです。今後より本格的な精度の高い2次元図面を作図したいと考えている初心者の方にも非常におすすめです。

参考記事
DraftSightの全機能を大公開!無償版と有償版の違いとは?
DraftSightの使い方|起動&設定方法・コマンドまとめ

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2-2.3次元CAD

3次元CADはある程度3DCADソフトを扱えるスキルが必要ですが、2次元CADのように図面を読み解く専門知識がなくても視覚的に立体図形を作成することができるのが特徴です。

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2-2-1.Tinkercad

TinkercadはFusion360と同じく、オートデスク社が提供している高機能3DCADソフトで、ブラウザ上で操作を行います。Tinkercadはとても簡単で分かりやすい画面構成と簡単な操作が特徴です。これまでは英語版のみでしたが2017年より日本語版もリリースされ、ますます身近に使える3DCADとなりました。

使い方はAutodesk Account(オートデスクアカウント)にユーザー登録を済ませた後、Tinkercadのサイトにサインインするだけで、すべて無料で使えます。他のCADソフトと違って、ブラウザ上で使うことができるのでネット環境さえあればどこでも使うことができるのが特徴です。

またTinkercadの操作は、基本的に立体ブロックを単に積み重ねるだけというシンプルなものなので、わずか数分で3Dの形状を作り出すことが可能です。パソコンとブラウザさえ操作できれば、画面を見ただけで誰でも簡単に3Dをモデリングできるので、まさに初心者の方にぴったりの3DCADツールと言えます。

Tinkercadは3Dプリントサービスと直接統合されているため、画面上でそのまま3Dプリントし、作った作品を自宅に発送してもらうこともできるので、3DCADを使って簡単にものづくりをしてみたい初心者の方にもおすすめです。

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2-2-2.Fusion360

Fusion360は「AutoCAD」を開発したオートデスク社が提供しているクラウドベースの高機能3DCADソフトで、専用のクラウド上で操作を行います。Fusion360は3Dだけでなく、2次元図面も作成することができ、分かりやすい画面構成と簡単な操作が特徴です。

入手方法はAutodesk Account(オートデスクアカウント)にユーザー登録をしてダウンロードするだけです。「3DCADを使って立体図形を作る」と聞くといかにも難しそうですが、Fusion360は形状のもとになる図形を描き、その図形から立体を作り、最後に立体を編集して形状を整える、というだけのシンプルな操作で3Dを作成することができます。

またソフトをダウンロード後、無料体験期間は30日間となっていますが、学生や教育機関、非営利団体、スタートアップの方であれば30日の無料期間を過ぎても無料で使い続けることができるため、実質無償で使うことができる3DCADと言えます。

Fusion360はこれまで高額なうえに操作が難しいとされてきた従来の3DCADとは異なり、無料かつ見た目もわかりやすく操作も複雑ではありません。作った形状は実際に3Dプリントすることもできるので、プロダクトデザインを目指す初心者の方にもおすすめです。

参考記事
無料の高機能3DCAD!Fusion 360とはどんなソフト?

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3.初心者が目指せるCADの仕事とは?

CADを始めたばかりの初心者の方が最初に目指せる仕事は、CADを使った図面のトレース業務と製図業務です。2つの違いとそれぞれの仕事内容は主に次の通りです。

3-1.CADトレース

CADトレースは、紙の図面をイメージスキャナーを使ってデータ化し、そのデータをパソコンに取り込みます。そしてCAD上に「下絵」としてデータを取り込んで、その下絵となっている形状を、マウスでなぞって作図する方法です。

この方法はとても簡単ですが、紙の多くは歪みが生じていたり、角度などにもズレが出ているため、精度の高い図面を作図することはできません。そのため、大まかな建物や部屋の形状や道路の地形をCADでデータ化する場合に用いられます。

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3-2.CAD製図

CAD製図は、元の原稿となる紙の図面を見ながら、パソコンを使ってCADソフトで作図します。そのためCADの操作技術の他に、図面に描かれている形状は実際何を表しているのか?など、ある程度図面を読み解くスキルが必要となりますが、ほとんどのCADオペレーターの仕事内容はこのCAD製図の仕事です。

元となる紙の図面に書かれている寸法の情報が正しいかどうか判断した上で、三角スケールと呼ばれる製図用の定規を使って作業を開始します。機械、建築、どちらの分野でも、元の設計図の精度をそのままを流用し、精度の高い図面を作成する場合に多く用いられます。

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3-3.最初に用意しておきたい道具とは?

これからCADオペレーターを目指す初心者の方が、まず用意しておきたい道具は「三角スケール」です。三角スケールとは、細長い三角柱の形をした定規のことで、通称「サンスケ」と呼ばれています。

三角柱の各面には両辺に2種類ずつ異なる縮尺率の目盛が付いており、合計6種類の縮尺目盛りが付いています。CADトレースを行う場合、三角スケールを使って歪みの誤差を調整したり、CAD製図の場合は元の原稿となる図面の寸法を正しく調整するために使われ、CADオペレーターだけでなく、設計に関わる人々にとっては仕事における必須道具の一つです。

最近の三角スケールは種類も豊富で、カラフルでかわいいデザインのものがたくさん売っています。ロフトや東急ハンズなどの文房具コーナーには必ず置いてありますので、まずはお気に入りの1本を探し用意しておきましょう。

縮尺については、以下の記事に詳しく書かれていますので是非参考にしてみてください。

参考記事
【AutoCADの基本作図】用紙サイズと図面尺度・図面範囲設定とクイックセットアップの使い方

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4.初心者におすすめのCAD資格

CADを使った資格試験にはたくさんの種類があります。さまざまな分野やCADの種類ごとに分かれているので、まずはどの試験を選んだらよいのか分からないという初心者の方もいることでしょう。ここではCADを学び始めたばかりの方が最初に目指したい2つの資格試験を紹介します。

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4-1.2次元CAD利用技術者試験基礎

CAD利用技術者試験とは、CADに関する知識やスキルの評価や認定を行うための資格試験です。試験は「2次元CAD利用技術者」「3次元CAD利用技術者」の2種類あり、等級は「基礎」「2級」「1級」に分けられます。

中でも初心者の方におすすめしたい資格は2次元CAD利用技術者試験基礎です。この試験ではCADシステムの基礎知識だけでなく、図形や製図の基礎、パソコンやネットワークの基礎知識まで幅広く出題されるため、今後CADを扱うにあたって必要な基本知識をしっかり身に付けられます。

CADを理解するうえでの基本的な知識を有する方を対象とした資格試験のため、機械、建築問わず、将来CADを使った設計やオペレーション業務を目指す、CAD初学者の方におすすめです。

参考記事
CAD利用技術者試験とはどんな試験? 試験概要から合格率までまとめました

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4-2.建築CAD検定試験 3級

建築CAD検定試験とは、建築知識をもとに建築一般図をCADを使って作成する実力を測る試験です。試験の等級は「4級」「3級」「2級」に分けられますが、4級の受験資格は高校での団体受験のみとなるので、一般の方が受験可能なのは3級からとなります。

初心者の方におすすめしたい等級は「3級試験」です。この試験では与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレースする実力を備えているかを問われるため、今後建築系CADオペレーターを目指す方にとっては、業務で必要な基礎知識と基本スキルをしっかり身に付けられます。

この試験は建築業界への就職・転職を目指す方が対象の為、これから建築図面を作図するCADオペレーターを目指す方、または既に建築系のCADオペレーターとして働いていて更なるスキルアップ目指す方にもおすすめです。

参考記事
建築CAD検定試験とはどんな試験?試験概要から合格率までまとめました

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5.CADのスキルをアップさせるには?

初心者の方がCADのスキルをアップさせる方法はいくつかありますが、具体的な方法は次の通りです。

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5-1.独学で練習する

CADは独学で練習し、操作スキルを上げることはもちろん可能です。そのためにはご自宅にパソコンが必須となります。もし共有スペースのパソコンを使用する場合、パソコンにソフトをインストールすることが許可されているかどうか、事前に管理者に確認しましょう。

パソコンの準備ができたら、次に上で紹介したような無償CADソフトをダウンロードしてインストールします。どのCADソフトが使いやすいのか迷った場合、いくつか候補をインストールして実際に触ってみることをおすすめします。

次にブラウザで「CAD 練習問題」と検索してみましょう。Web上には有志の方々によりさまざまなCADの練習データが無料で配布されているので、いくつかの候補の中からご自身の目的に合った練習問題をダウンロードして開いてみましょう。

独学での上達のコツは、最初の段階で分からないを分からないままにしたり、苦手な操作や不明点を曖昧にしないことです。

その上で、繰り返して何度も書いてみることが大切です。最初は時間がかかるかもしれませんが、基礎操作をしっかり身に付けた上で繰り返し操作すれば、確実にスキルがアップするでしょう。

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5-2.無料のセミナーや講習に行ってみる

CADスクールに通うとなると多額のお金もかかります。そのため、ご自身の習いたい内容について学べる講座をピックアップし、スポットでセミナーに参加したり、職業訓練校の開催するスキルアップ講座に行ってみるのも一つの方法です。

CADソフトの種類によっては無料でセミナーを開催している場合も多くあり、オンラインで無償で学べるWeb講座などもあります。独学で学んだ後、このような講座に参加して、苦手な部分を克服するのもおすすめです。

また職業訓練校では主に中小企業で働いている方を対象にキャリアアップ講習を開催しています。無料ではありませんが、東京都の場合1講座あたり、1100円~6500円で受講することが可能でCAD講座も充実しています。気になる場合はお近くのハローワークに問い合わせてみましょう。

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6.CAD初心者におすすめの本

独学でCADを学んでいると、次の操作につまづいて手が止まってしまったり、エラーの原因となった操作を修正する方法が分からなかったり、いろいろな疑問点や不明点が出てくる場合があります。そういった場合に備え、いざという時にすぐに調べて解決することがきるよう、初心者向けのテキストを手元に1冊用意しておくとよいでしょう。今回はみなさんの学習目的別に分けて、2次元CADと3次元CADの学べる本と、図面の読み方を学べるを、それぞれ詳しく紹介します。

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6-1.2次元CADを学べる本

近年2次元CADから3次元CADに移行している設計者や企業も増えてきましたが、2次元CADのかんたんに作図できて誰とでも共有できる手軽さや、コストパフォーマンスの高さから、2次元CADでの作図はこれからも必要とされる技術です。

中でもJw_cadとAutoCADは目指す分野を問わず需要があるCADソフトで、多くのユーザーに人気があります。ここではそれぞれのCADを基本からやさしく学べる本を紹介します。

やさしく学ぶJw_cad 8

Obra Club (著)

パソコンが苦手な方にもわかりやすい解説で、基本操作から、家具や建物の平面図、さらに敷地図や日影図のかき方までやさしく学べます。
●Jw_cad入門書のベストセラー! 売り上げNo.1! わかりやすさNo.1!
●Jw_cadをこれから始める人のための決定版!
●2017年10月時点の最新版Jw_cadバージョン8、Windows 10に対応!
●付録CD-ROMにJw_cadバージョン8を収録!


初心者の立場に立った手取り足取りのステップ・バイ・ステップ方式の構成と、パソコンが苦手な方でもわかりやすい平易な解説で、Jw_cadで図面をかく操作方法を1からやさしく学べます。これ一冊で基本操作から、建築図面のかき方の流れまでを完全マスター。さらに実務で必要となる敷地図や面積表、日影図の作図方法も解説しています。

■本書で学習する前に
Jw_cadのインストール方法や各部名称などをていねいに解説します。

■Chapter 1  基本操作を学ぶ
図面の保存から基本図形の作図、文字・寸法の記入、家具や部屋の平面図のかき方まで基本操作をやさしく解説します。

■Chapter 2 図面のかき方を学ぶ
RC造3階建て建築物を例に、レイヤを使った実践的な図面のかき方、操作方法を解説します。

■Chapter 3 いろいろな図面をかく
各種機能を駆使した、敷地図と面積表、日影図などの作図方法を解説します。

■Chapter 4 Q&A
本編で学ぶなかで、つまづきがちな操作の対処法や問題の解決策をお教えします。

出典:amazon

はじめてのAutoCAD LT 2019 2018 作図と修正がわかる本

芳賀 百合 (著)

「オールカラー」でわかりやすい!作図と修正の操作が「ていねいな解説」でわかる!「練習問題」+「ステップアップ問題」+「総合演習」で しっかり身につく!AutoCAD LT 2017~2009にも対応。


AutoCAD LTでの製図スキルを身につける近道は、とにかく手を動かすこと。本書では、サンプルファイルを用いて基本操作を学びながら、練習問題やステップ アップ問題で実践的な力が身につきます。また、総合演習として、ゼロから1つの図面を作成していく章を設けました。これにより、実務に近い形でAutoCAD LTの操作を学べます。

■Chapter 1 AutoCAD LTの導入と操作の基本
■Chapter 2 作図の基本
■Chapter 3 修正の基本
■Chapter 4 注釈の基本
■Chapter 5 画層の基本
■Chapter 6 総合演習

出典:amazon

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6-2.3次元CADを学べる本

3次元CADは、近年モノづくりのための必要不可欠なツールとなってきました。そのため今後CADを使った設計を目指す方は、3次元CADについても視野に入れておくとよいでしょう。とは言っても「3次元」「3D」と聞くと、初学者の方にはとてもハードルが高いように感じるかもしれません。ここでは「3次元って一体何?」という、全くの初心者の方にも、基礎からやさしく学べる本を紹介します。

絵ときでわかる3次元CADの本―選び方・使い方・メリットの出し方

水野 操 (著)

欲しいモノがすぐ形になる3次元データで、もっと開発しやすく、製造しやすく、販売しやすくなる!3次元CADとはどのようなものなのか、概略からツールの選び方、活用方法まで、くわしく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】


本書は「建築CAD検定試験」の公式ガイドブックです。受験要綱・採点基準・過去本書は、3次元CAD(3次元データ)はどんな役に立つのか、CADからラピッドプロトタイピングや加工にいたるまで3次元利用の一部始終をわかりやすく解説するとともに、どんなことをすればよいのか、どうすれば利益を出すことができるかをコツを紹介した本。初めの一歩を踏み出すためのガイドとなることを目的としている。

第1章 実は身近な3次元データ
第2章 3次元データとはどんなもの
第3章 3次元データの中身を知ろう!
第4章 システム選びはこうすれば良い
第5章 こうすれば使えるようになる!
第6章 元を取るための多様な3次元データ活用方法

出典:amazon

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6-3.図面について学べる本

CADの操作がある程度身についてきたら、図面も読めるようになっておくと仕事の選択肢も広がります。2次元、3次元、どちらのCADユーザーも、モノの構造をしっかり理解して作図できるようになるとよりCADを使って図面を描くことが楽しくなります。図面の見方や読み方について基礎から分かりやすく学べる本はこちらです。

図面の読み方がやさしくわかる本

西村 仁 (著)

営業先で、生産現場で、仕様の議論の場で、「しっかり理解できる力」がきちんと身につく!設計者はなぜ、そう描くのか?なぜ、そう表現するのか?がわかれば、設計図は手にとるように読める。第三角法の基礎から幾何公差の読み取り方まで。


技術者以外の方々が「図面を読む」方法を習得するための、やさしい入門書です。商談の場でお客様から図面を提示された時に、瞬時に実際物をイメージできれば、ビジネスの大きな強みとなります。本書では、そのために必要な「なぜ」の部分(なぜ、その表記なのか、なぜ、この記号なのか・・・)を基本から丁寧に解説するので、「知識」と共に「思想・考え方」まで、しっかり身につきます。

はじめに
序論 なぜ図面は必要なのか
第1章 立体を1枚の紙に表すルールを学ぶ
第2章 図面から立体をイメージする
第3章 補助となる図法を学ぶ
第4章 図面用紙の構成
第5章 寸法表示を読み取る
第6章 公差を読み取る
第7章 表面粗さを読み取る
第8章 その他の表示を読み取る

出典:amazon

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7.CAD初心者の就活方法

CADを使った仕事は、CADの操作ができることはもちろん、各分野の専門知識やスキルも必要です。中でもCADオペレーターの仕事は女性に人気があり、雇用形態も正社員、派遣社員だけでなく、パートやアルバイト、在宅ワーカーなど、他の職種に比べてさまざまな働き方の選択肢があることも魅力の一つです。これからCADを使った仕事をしたいと考えている初心者の方が、実務未経験のCADオペレーターとして働くためには、どのように就活をすればよいのでしょうか。

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7-1.未経験OKの求人を探す

CAD初心者の方がCADオペレーターとして働くための一番確実な方法は、実務未経験者歓迎の求人を探すことです。正社員採用の求人は実務経験者であることを必須条件としている場合が多いですが、まずは実務経験を積むために、派遣社員やアルバイトなどで入社し、技術を身に付けるのも一つの方法です。

特にCADオペレーターの仕事は派遣社員で働く人も非常に多いのが特徴です。その理由には、専門職であるがゆえ、他の職種と比べて時給が高いこと、また派遣社員として働いた期間に身に付けた技術が、そのままCADオペレーターとしての経験値となり、次のキャリアパスに繋げやすいということが挙げられます。

未経験者可としているアルバイト求人の場合、派遣社員よりは時給は下がりますが、さらに就職の門戸が広がります。またアルバイトの場合、基礎から教えて貰いながら働ける環境が多いので、希望する専門分野で求人があればひとまず入社し最初の経験を積み、基本的なスキルを身に付けた後、正社員登用を狙うのもよいでしょう。

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7-2.専門家に就職支援してもらう

まだCADオペレーターとしての実務経験がない方が正社員として就職を希望する場合、CADオペレーターの就職に特化した専門家に相談する方法もあります。そして中には、CADの操作を無料で一から学べて、さらに就職まで無料でサポートしてもらえるスクールもあるので、そういった就職支援講座を探してみるのもおすすめです。

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8.まとめ

今回はCADオペレーターを目指す初心者の方が、お金をあまりかけることなく、また時間にも縛られることなくスキルアップする方法を詳しくまとめてご紹介しました。

ここでお伝えした以外にも、無料で使えるCADアプリや、無料のCADソフトはたくさんあります。

これからさらにCADの技術を身に付けるのなら、資格やCADソフトの種類についても把握しておけば、就職先の選択肢や仕事の幅も広がるはずです。

またCADオペレーターの仕事というのは作業が長時間に及びます。そのためCADを操作するのに最適なマウスを知っておくだけで作図の効率がぐんとアップするでしょう。

「CADの技術を基礎からしっかり学びたい」という方は、一度スクールに通ってみるのもおすすめ。

中には、AutoCAD(オートキャド)の操作スキルを基礎から学べる就職支援付きの無料CADスクールもあります。はじめての方にも分かりやすく丁寧にレクチャーしてもらえるので、全くの未経験者の方でも安心して通うことができますよ。

→ 無料の就職支援CADスクール「lulucad」

CADオペレーターを目指すうえで一番大切なことは、まずCADソフトの操作に慣れること。

最初のうちは線を引くだけでも一苦労したり、画面移動やズームをすることすら難しいかもしれません。それでも、最初のうちに基本となる知識や技術をしっかり身に付けておけば、いずれ高い技術を持ったCADオペレーターの一人として活躍できる日が必ず来るはずです。

まずは以下の記事を参考にして、CADソフトやCADオペレーターについてもっと詳しく知ってみてくださいね。

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